キャリアコンサルタント登録者数について考察

2022.4.23

キャリアコンサルタント登録者数について考察してみました。
以下は国家資格キャリアコンサルタントの登録者数の推移です。
令和3年5月末が過去最高の登録者数です。

ここから初めて登録者が減っていくことが確認されます。
理由としては更新をせず失効する人が出ているためと考えられます。

キャリアコンサルタントは2016年に国家資格化されて資格維持のためには5年ごとの更新が必要です。
令和3年は2021年です。

令和3年5月末
61,550人過去最高人数
↓▲618
令和3年6月末
60,932人
↓▲877
令和3年7月末
60,055人
↓▲300
令和3年8月末
59,755人
↓▲139
令和3年9月末
59,616人
↓▲558
令和3年10月末
59,058人
↓▲402
令和3年11月末
58,656人
↓+230
令和3年12月末
58,886人
↓+1,684人※合格率2倍第18回の合格率が高かったので登録者数が増えたのか?
令和4年1月末
60,570人
↓+74
令和4年2月末
60,644人
↓▲82
令和4年3月末
60,562人

引用元は
国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター
https://careerconsultant.mhlw.go.jp/n/news.html#N102

令和3年12月末から令和4年1月末大きく登録者数が増えています。
これはおそらく第18回の合格率が上がったことが要因と言えそうです。

協議会のみですが、
第17回の学科実技、同時合格者数は655人に対して
第18回の学科実技、同時合格者数は1,367人と2倍に上がっています。

理由は失効者が多く出て手数料収入が激減していたため、登録者数を増やすことで
補填すると考えられます。

こういうった違う角度からも見続けていると、
合格率が高いときに受験できるといいな、と受験生目線として思います。