2026年度前期に実施された第36回キャリアコンサルティング技能検定2級の試験結果が発表されました。
今回の結果で特に注目したいのは、実技試験の合格率14.48%です。
学科試験の合格率は58.84%でしたが、実技試験は1,808人が受検し、合格者は269人。
今回も2級技能検定では、実技試験が大きな壁となる結果になりました。
目次
第36回キャリアコンサルティング技能検定2級の試験結果
今回発表された試験結果は次のとおりです。
| 試験 | 申込者数 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2級学科 | 1,001人 | 942人 | 589人 | 58.84% |
| 2級実技 | 1,858人 | 1,808人 | 269人 | 14.48% |
学科試験と実技試験の両方に合格し、今回新たに2級キャリアコンサルティング技能士となった方は253人でした。
これにより、2級キャリアコンサルティング技能士は累計13,452人となっています。
実技試験の合格率は14.48%
今回、最も目を引くのが実技試験です。
実技試験の受検者数:1,808人
合格者数:269人
合格率:14.48%
割合にすると、実技試験を受検した方のうち、合格したのはおよそ7人に1人という結果です。
2級の実技試験では、論述試験と面接試験を通して、単にキャリアコンサルティングに関する知識を持っているだけではなく、実際の相談場面でどのように相談者を理解し、関係を構築し、問題を把握して支援につなげていくのかが問われます。
そのため、学科試験とは異なる準備が必要になります。
学科試験の合格率は58.84%
一方、学科試験は次の結果となりました。
- 申込者数:1,001人
- 受検者数:942人
- 合格者数:589人
- 合格率:58.84%
半数以上が合格している学科試験に対して、実技試験の合格率は14.48%です。
今回の結果からも、2級では実技試験への対策が非常に重要であることが分かります。
第36回の総合合格者は253人
今回、学科試験・実技試験の両方に合格した総合合格者は253人でした。
受検資格別に見ると、最も申込者が多かったのは、
「標準資格者かつ実務経験3年以上」
の区分です。
| 受検資格 | 申込者 | 学科合格 | 実技合格 | 総合合格 |
|---|---|---|---|---|
| 標準資格者かつ実務経験3年以上 | 1,401人 | 407人 | 185人 | 175人 |
国家資格キャリアコンサルタントなどの標準資格を取得し、実務経験を積んだうえで2級技能検定に挑戦している方が多いことが分かります。
受検者の平均年齢は51.13歳
今回公表された受検者データを見ると、平均年齢は51.13歳でした。
申込者数が特に多かった年齢層は次のとおりです。
- 51~55歳:443人
- 56~60歳:421人
- 46~50歳:390人
40代後半から60歳前後までの方が多く受検していることが分かります。
また、実務経験年数の平均は7.19年でした。
2級キャリアコンサルティング技能検定は、一定の実務経験を積んだキャリアコンサルタントが、さらに実践力を高めるために挑戦している資格であることが、今回のデータからもうかがえます。
第36回を受検された皆さま、お疲れさまでした
第36回キャリアコンサルティング技能検定2級を受検された皆さま、お疲れさまでした。
特に今回の実技試験は、合格率14.48%という結果でした。
合格された皆さま、おめでとうございます。
一方、今回あと一歩届かなかった方も、試験結果を確認したうえで、論述試験・面接試験のどこを改善していくのかを整理していくことが、次回に向けた大切な一歩になります。
キャリコンシーオーでは、2級キャリアコンサルティング技能検定に向けた論述対策や面接対策も実施しています。
今後、第36回の試験結果についても、さらに詳しく分析してご紹介していきたいと思います。
※本記事は、2026年度前期「2級(第36回)キャリアコンサルティング技能検定 試験結果」をもとに作成しています。