Renewal
キャリアコンサルタント更新講習とは?受け方・費用・期限・選び方を完全解説
キャリアコンサルタントの資格は、5年ごとに更新が必要な国家資格です。
資格の登録を継続するためには、原則として厚生労働大臣が指定する更新講習を受講し、必要な時間数を満たしたうえで登録更新の申請を行う必要があります。
しかし、
・ 更新講習は何時間必要なの?
・ いつまでに受講すればいい?
・ 知識講習と技能講習の違いは?
・ 費用はどれくらいかかる?
・ どの講習を選べばいい?
と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
本ページでは、更新講習の制度・必要時間・受講方法・費用・選び方について、初めて更新を迎える方にも分かりやすく解説します。
まず結論を整理すると、原則として知識講習8時間以上+技能講習30時間以上=合計38時間以上の受講が必要です。また、更新申請は登録の有効期間満了日の90日前から30日前までに行う必要があります。
更新講習とは
更新講習とは、国家資格キャリアコンサルタントの登録を継続するために必要な講習です。
資格取得後も継続的に学び続けることで、
・ 知識の最新化
・ 支援スキルの維持
・ 支援スキルの向上
を図ることが制度として求められています。
厚生労働省では、試験合格時に確認された知識・技能を継続的な学習によってブラッシュアップし、キャリアコンサルタントとしての資質を確保することを更新制度の目的としています。更新講習は、知識の維持を図る『知識講習』と、技能の維持を図る『技能講習』の2種類で構成されています。
更新講習の必要時間
更新講習は以下の2つで構成されています。
・ 知識講習:8時間以上
・ 技能講習:30時間以上
合計38時間以上の受講が必要です。
| 講習区分 | 必要時間 |
|---|---|
| 知識講習 | 8時間以上 |
| 技能講習 | 30時間以上 |
| 合計 | 38時間以上 |
原則として、どちらか一方だけでは更新要件を満たせません。ただし、技能検定キャリアコンサルティング職種への合格や一定の実務従事などにより、講習の免除・みなし措置が適用される場合があります。
知識講習について、必要時間・受講方法・eラーニング・修了条件などを詳しく知りたい方は、以下の知識講習ハブページをご覧ください。
更新講習の受け方
更新講習は、登録から5年間の間に計画的に受講します。基本的な流れは以下の通りです。
① 更新期限を確認する
② 必要な講習を選ぶ
③ 講習を受講する
④ 修了証を取得する
⑤ 更新申請を行う
38時間をどのように受講するかは、早めに計画しておくことが大切です。特に技能講習は原則として30時間以上必要となるため、更新期限直前にまとめて受講しようとすると、希望する講習の日程が合わないことも考えられます。
更新講習はいつまでに受講すればいい?
更新講習は更新期間内に必要な講習を修了し、修了証など必要な書類を準備したうえで更新申請を行います。
更新講習の期間は、有効期間満了日の90日前〜30日です。そのため、『有効期間満了日までに講習を受ければよい』と考えるのは注意が必要です。更新申請には講習の修了証が必要となるため、実際には更新申請を行う時点までに必要な講習を修了しておく必要があります。
期限直前になると、
・ 希望講習が満席になる
・ 修了証発行が間に合わない
・ 技能講習30時間を確保できない
といったリスクがあります。
更新講習の費用
更新講習の費用は講習機関によって異なります。知識講習・技能講習ともに、受講料は実施機関や講習内容によって異なるため、『知識講習は○万円、技能講習は○万円』と一律には決まっていません。
また、講習受講料とは別に、登録更新時には更新手数料8,000円が必要です。
費用を比較するときは、単純な受講料だけでなく、
・ 必要な技能講習30時間を合計するといくらになるか
・ オンラインで受講できるか
・ 交通費が必要か
・ 修了証の発行時期
・ 自分が受けたい内容か
まで含めて考えるとよいでしょう。
更新講習の選び方
更新講習は数多くの講座が存在します。
選ぶ際には、
・ 自分の課題に合っているか
・ オンライン対応か
・ 分野が合っているか
・ 日程が受講しやすいか
・ 修了証の発行時期が間に合うか
を確認することが重要です。
まずは厚生労働大臣指定の更新講習であることを確認したうえで、必要時間・受講形式・日程・費用・学びたいテーマを比較すると選びやすくなります。初めて更新講習を選ぶ方やおすすめ講習や比較を見たい方は、以下も参考にしてください。
知識講習とは?
更新講習のうち、知識講習は8時間以上の受講が必要です。
知識講習では、
・ 法制度の改正
・ 労働市場の動向
・ キャリア理論
・ メンタルヘルス
・ 人事・労務管理
など、キャリアコンサルタントとして必要な知識をアップデートします。
厚生労働省では、時間の経過に伴って内容が変化する労働法令や労働市場の実態などを重点に、知識をブラッシュアップすることを知識講習の主な目的としています。知識講習については、必要時間、eラーニング、修了証、レポート、免除、手続き、比較まで以下のページにまとめています。
知識講習と技能講習の違い
更新講習には、知識講習と技能講習があります。
簡単に整理すると、
・ 知識講習:必要な知識を維持・更新する講習
・ 技能講習:キャリアコンサルティングに必要な技能を維持・向上する講習
です。
原則として知識講習だけ、または技能講習だけでは更新要件を満たせません。両者の違いや免除・みなし措置については、以下の記事で詳しく解説しています。
知識講習について詳しく知りたい方へ
知識講習には、eラーニングで受講できる講習もあり、修了条件や修了証の発行時期、レポートの有無などは講習によって異なります。知識講習に関する詳細は以下のページにまとめています。
知識講習について調べたい場合は、こちらからご覧ください。
更新講習で確認しておきたい免除・みなし措置
更新講習は原則として知識8時間以上・技能30時間以上が必要ですが、一定の条件を満たす場合は免除・みなし措置があります。
例えば、キャリアコンサルタント登録後に技能検定キャリアコンサルティング職種1級または2級に合格した場合は、合格後5年以内に行う更新で知識講習・技能講習が免除されます。また、実務従事等については10時間以内に限り技能講習を受けたものとみなされる場合があります。
自分が対象か分からない場合は、講習を申し込む前に公式情報や登録センターで確認しましょう。
更新講習でよくある失敗
更新講習では、以下のような失敗が考えられます。
× 更新期限直前まで放置する
× 知識講習8時間を忘れる
× 技能講習30時間が不足する
× 修了証を紛失する
× 講習選びを急いで失敗する
さらに注意したいのが、『有効期間満了日までに受講すればよい』と思い込むことです。更新申請は有効期間満了日の90日前から30日前までで、申請時には修了証が必要となるため、更新申請期間を基準に受講計画を立てることが重要です。
そのため、更新期間の前半から計画的に受講することが重要です。
更新講習について詳しく知りたい方へ
更新講習の各テーマについては、以下の記事で詳しく解説しています。
キャリアコンサルタント更新講習の受け方|38時間の効率的な取り方
キャリアコンサルタント更新講習おすすめ|比較と選び方【2026年版】
知識講習について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
よくある質問
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Q 更新講習はいつ受ければいいですか?
A 更新期間内であればいつでも受講可能です。ただし、更新申請は有効期間満了日の90日前から30日前までに行い、申請には修了証が必要です。更新申請に間に合うよう余裕をもって受講しましょう。
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Q 一気にまとめて受講してもいいですか?
A 可能です。ただし、同一更新期間内に同一機関が実施する同一の更新講習を繰り返し受講した場合、更新申請で有効な時間数は1回分のみとなるため注意してください。
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Q 知識講習だけで更新できますか?
A 原則としてできません。知識講習8時間以上に加えて、技能講習30時間以上が必要です。ただし、技能検定合格などによる免除・みなし措置が適用される場合があります。
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Q 更新しないとどうなりますか?
A 5年ごとの更新を受けなければ、キャリアコンサルタントの登録は効力を失います。また、更新講習の免除条件を満たしている場合でも、更新申請自体は必要です。自動更新ではありません。
更新講習の詳細・申込について
具体的な講座内容や日程、受講方法については、以下のページをご確認ください。
まとめ
キャリアコンサルタント資格は5年ごとの更新が必要です。
更新には、
・ 知識講習8時間以上
・ 技能講習30時間以上
原則として合計38時間以上の受講が必要になります。また、更新申請は有効期間満了日の90日前から30日前までに行う必要があり、申請時には更新講習の修了証が必要です
更新期限直前に慌てないためにも、早めに講習選びと受講計画を進めておきましょう。まずは更新講習の全体像を理解し、自分に合った講習を計画的に受講することが大切です。
知識講習について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。