ほめることは必要なのか

– 目次 –

1.　「ほめる」ことと「認める」こと

2.　「ほめる」と「認める」の違い

3.　ラポールにかかわってくること

4.　「ほめる」のではなく「認める」ことをしよう

5.　まとめ

 
 

1.　「ほめる」ことと「認める」こと

 
 
ロールプレイでほめることをしていますか。

よくとてもほめてくださる方がいますね。

ほめることは必要なのでしょうか。

またほめられた相談者はどう感じているのでしょうか。

 
 

2.　「ほめる」と「認める」の違い

 
 
少し想像してみてください。

初対面で会って２～３分くらいしか時間が経っていない人から

たくさんほめられるとどんな気分ですか？

だいたいの人は「社交辞令かな」とか

「なんか下心があるのかな」とか

もっと悪く取られると「あなたに私の何がわかるの？」

と反発される恐れがあります。

 
 

3.　ラポールにかかわってくること

 
 
もうお分かりですね。

ラポールに大きくかかわってくるのです。

ほめることは評価が入っています。

評価は不要で認めるだけでOKです。

 
 

4.　「ほめる」のではなく「認める」ことをしよう

 
 
ではどのように「認める」とよいでしょうか。

例）「私、この会社で20年勤めています」

と言われたら

「20年長くお勤めされてるんですね」

以上です。これが認めるという表現です。

どこにも評価は入っていませんね。

 
 

5.　まとめ

 
 
みなさんは「ほめる」と「認める」が

混同している様子があるので、

少し考えてみてください。

「今自分が言ったことは評価が入っているかな？」

こんな感じでぜひ相談者をたくさん認めてください。

きっとラポールに良い影響がでるはずです。

 
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