キャリアコンサルタント合格率の推移(第1回から17回まで)

2021.10.7

まずは全体版です。
青=学科
オレンジ=実技
グレー=学科と実技同時受験

協議会もJCDAも両方含めた推移をごらんください。
第1回と2回は学科の方が合格率が高かった様子ですね。
その後第4回では範囲外の内容が学科試験で出題されたようで合格率がガクンと急降下しています。
第9回に関しても学科試験は難化傾向にありここでも急降下を見せています。第11回から少し路線変更というか安定したようなグラフになっています。
そして実技の方が学科よりも合格率が低くなっていることもわかります。

次にJCDAです。
第1回めの実技を見ると少し厳しめのスタートとなっています。
同時受験の合格率が3割程度です。
第4回と9回の下げはさきほどお伝えしたように学科試験の難化が要因です。
こちらも11回くらいから少し安定的な様子がありますが、実技の方が合格率が学科より低くなっています。
第17回からに注目ですね。

そして協議会。
第1回目から実技は合格率が高かったです。そして学科は第4回と第9回の谷があり、12回くらいから実技の方がむずかしくなっている印象です。

最後に協議会とJCDAを比較した表です。
こちらは実技と学科同時受験の内容です。見ると第11回からは学科試験の方が合格率が低いことがわかります。
最近「キャリアコンサルタントの学科試験が難しい」と言われていることがよくわかりますね。