Amazon予約受付開始「2級キャリアコンサルティング技能士実技試験(論述・面接)にサクッと合格する本」

2022.11.15

Amazon予約受付開始「2級キャリアコンサルティング技能士実技試験(論述・面接)にサクッと合格する本」

予約受付開始しました!Amazon、有名書店にて取り扱いあります。
「2級キャリアコンサルティング技能士実技試験(論述・面接)にサクッと合格する本」

“サクッと合格する本”シリーズの著者による、「2級キャリアコンサルティング技能士」実技試験合格のポイントがわかる本!

本書はしがきより
——————–
―難関資格とよばれる「2級キャリアコンサルティング技能士」。その実技試験に合格してもらうための本を作る。
この思いを胸に、私が合格したときから本書の構成を温めてきました。

本書は、下記のような、これまで私の主宰する合格講座の受講生の皆さんと二人三脚で取り組んできた内容や、考え方・解答方法に関する疑問・悩みへの回答などをもとに、合格のためのポイントをできるだけわかりやすくまとめてあります。

・「国家資格」と「2級技能士」のレベルの違い
・評価基準(基本的態度、関係構築力、問題把握力、具体的展開力)の関係
・実際の試験のポイントってなんだろう?
・受験票とともに送られてくる「5つの事例」の活用方法 …etc

一緒に合格目指して頑張っていきましょう!

津田裕子
——————–

目次

第1章 2級キャリアコンサルティング技能士に求められるスキル
1 2級キャリアコンサルティング技能検定の概要
(1)キャリアコンサルティング技能検定とは
(2)「2級キャリアコンサルティング技能士」に求められるレベル
(3)受検資格
(4)技能検定の内容
(5)技能検定の合格率
(6)キャリアコンサルティング技能検定の歩み
2 試験の細目
(1)試験の細目は最新のものを確認する
(2)試験範囲の変更
(3)細目の詳細を確認してみる
(4)「できること」と「わからないこと」
3 評価区分
◎ 2級実技(面接)試験の評価区分とその内容

第2章 試験までの流れ
1 申込方法
2 申込み完了までの過ごし方
3 5つの事例
4 各事例の分析(事例の活用)
5 試験当日の流れ
(1)論述試験の流れ
(2)面接試験の流れ

第3章 国家資格キャリアコンサルタントと2級キャリアコンサルティング技能士の違い
1 「国家資格」と「2級技能士」の違い
(1)キャリアコンサルティング資格間の違い
(2)実技試験内容の違い
(3)求められる能力水準の違い
2 関係構築と問題解決
① 関係構築ができていない(維持ができていない)
② 問題解決に話が進まない
3 具体的なポイント
① 国家資格(または養成講座)で学んだことから離れられない
② 国家資格(または養成講座)とは違うと思いすぎている

第4章 実技論述試験
1 問われる内容
2 事例の種類
3 解答のポイント
問1
(1)キーワードを押さえる
① 最初に言った言葉
② 気持ちが付随する言葉
③ 希望や願望を表す言葉
④ 繰り返す言葉、対比する言葉
(2)相談者の言葉をそのまま使う
(3)言葉をつないで解答をまとめる
問2
(1)相談者視点とは区別する
(2)複数の問題を書く
(3)キャリア形成上の問題はないか
(4)思考・行動特性上の問題はないか
(5)感情面での問題はないか
(6)環境(他者)との関わりに問題はないか
(7)根拠を明確に書き、記述方法にも工夫する
(8)相談者自身が解決できる問題を書く
(9)批判的な論調にならない
(10)相談者の問題解決に役立つことを書く
問3
(1)問1、問2の問題が解決した状態を書く
(2)主語は「相談者」
(3)「最終目標(大目標)」と「短期目標(小目標)」の双方を書く
(4)「目標」と「方策」を区別する
(5)実際の面談のプロセスに沿って記載していく
(6)具体的なことを書く
(7)主語がわかるように書く
(8)問1、問2両者に関連することを書く
(9)相談者が嫌がっていること、拒否されそうなことは書かない
(10)全ての解答を書き終えたら
3 全体を通じた解答のポイント
(1)まずは相談者情報(キャリアコンサルタント情報も)を確認する
(2)記述量を考慮する
(3)「手書き」で練習する
(4)時間配分に気を付ける
(5)問1~問3のつながり(一貫性)を確認する
4 論述の問題例
5 不合格者・合格者の解答比較解説
6 演習問題
7 合格できる解答のポイントまとめ(方策のヒント)
(1)自己理解関係
① 職業興味について理解が不十分
② 自身の職業能力(強み)・適性について理解が不十分
③ 自身の価値観について理解が不十分
④ 自身の職業経験についての理解が不十分
⑤ 上記共通(興味と能力についての理解、など複数のものを扱う場合など)
(2)仕事理解関係
① 仕事の内容についての理解が不十分(イメージが漠然としている)
どのような業界・職種があるのかについて理解が不十分(学生の場合が多い)
② 仕事に就くために必要な要件(どのような人材が求められているか)についての理解が不十分
③ 労働市場についての理解が不十分
④ 仕事上の期待や要請、責任についての理解が不十分
⑤ 自身の現在および近い将来の職務や役割についての理解が不十分
(3)自己啓発関係(働く意味・意義に関して)
① 働くイメージが漠然としている、働く意味・意義が不明確(学生等の場合)
② 働く意欲、意味・意義が見出せなくなっている(職業経験者の場合)
(4)意思決定関係
① 今後のライフプラン(家族を含めた)について十分考えられていない
② 今後のマネープランについて十分考えられていない
③ 今後のキャリアプランについて十分考えられていない
④ 中長期的な視野を持って考えられていない
⑤ 意思決定のために必要な情報の整理ができていない
(5)思考・行動特性関係
① 問題を一人で抱え込んでいる
② 自己肯定感が低い
③ 思い込み(イラショナルビリーフなど)
(6)感情関係
① 過度の感情の高ぶり、落ち込み
② (過度の感情の高ぶり、落ち込みが原因で)視野が狭くなっている
③ 自己効力感の低下
(7)環境(他者)とのかかわり関係
① コミュニケーション不足
② 情報不足
③ 主観と客観のずれ
④ 主体性に乏しい(周囲に影響されすぎる)
(8)その他
8 試験までの勉強方法
(1)基本的な考え方を頭に入れる
(2)過去問を解いてみる
(3)解答の確認(できれば他の人に見てもらう)
(4)考え方の再整理(キーワードやフレーズを身に付ける)
(5)再度問題を解く

第5章 面接試験
1 試験内容
2 試験範囲
3 評価区分
(1)評価区分とは
(2)評価区分とその内容
① 基本的態度
② 関係構築力
③ 問題把握力
④ 具体的展開力
4 実施要項
5 再び、はがきの5ケースについて
6 関連する各試験との違い
(1)論述試験との違い
① 相談者が目の前にいる
② 必要な情報は相談者の中にある
③ コミュニケーションが大切
④ 進行管理・時間管理も大切
(2)国家資格キャリアコンサルタント試験との違い
① 面接時間が5分延びる
② 評価区分、合格基準が異なる
③ 事例の情報が事前にわかっている
④ 第一応答が、長い
7 20分間の面接で行うこと
(1)20分間の流れの例
(2)面接試験の流れ(概要)
① 場面設定(守秘義務と持ち時間の説明は済んでいるものとする)
② 「相談したいこと」を確認
③ 1回目の要約 ⇒ 確認 ⇒ 相談者と合意・共有
④ 主訴の明確化
⑤ 主訴の明確化を図る中で、見立てを頭の中で作っていく
⑥ 2回目の要約 ⇒ 課題の整理 ⇒ 相談者と合意・共有
⑦ 方向性の検討 ⇒ 確認 ⇒ 合意・共有
⑧ 目標設定(現在、具体的にできるところまで)⇒ 確認 ⇒ 合意・共有
⑨ 方策の検討
⑩ 振り返り
8 逐語解説(事例1)
(1)パターン1:不適切な展開の例
(2)パターン2:適切に展開した例
9 逐語解説(事例2)
10 何ができれば合格なのか
① 相談者との信頼関係の構築・維持
② 相談者の枠組みで問題を把握する
③ キャリアコンサルタント視点での問題も把握する
④ 問題に対する適切な目標設定
⑤ 適切で具体的な方策の提案
11 対応のポイント
① あいさつは思った以上に大事
② まずはゆったり、ゆっくり話してもらう
③ 1回目の要約。ポイントはどこか?
④ 「何を相談しに来たのか」がズレないように確認
⑤ ファーストクエスチョンはどこから?
⑥ 受容・共感・自己一致
⑦ 聞く < 話してもらう
⑧ 言葉の意味は人それぞれ。相談者にとっての意味を知る
⑨ わかったつもりにならない
⑩ キャリアコンサルタント視点の問題を捉える視点
⑪ 「だから」がわかるか
⑫「どうなったらよいか?」そして、「どうしてそうなっていないか?」
⑬ とりあえず、どこを目指そう
⑭ 方策は「理由」「中身」「効果」
⑮ 「あれもこれも」ではなく、「あれとこれ」
⑯ 大切なのは「相談者のためになるか」
12 ついやってしまいがち! 対応の注意点
① 試験が始まる前から、相談者を決め付けてしまう
② あらかじめ決めた手順に沿って進めようとする
③ あらかじめ用意したシナリオに合わせて進めようとする
④ 共感のつもりが、主観が入りすぎている
⑤ むやみにほめる
⑥ 話を広げてしまう・広げられない
⑦ 解決しようとする・あきらめる
⑧ 相談者と同じ目線でしか考えられない
⑨ 説得する、強引に押し切ろうとする
⑩ 目標・方策がいつもワンパターン
⑪ 20分で方策まで進めることを自己目的化してしまう
13 困った!こんなときどうしよう
① 相談者から「感情の言葉」が出てこない
② 何を質問してよいかわからない
③ 相談者に「No」と言われてしまった
④ 相談者が抵抗する
⑤ 相談者が「知らない」「わからない」と言う
⑥ 相談者が怒ってしまった
⑦ 気付きを促すためにどうすればよいか
⑧ 今回の面接には価値があったのだろうか?
14 当日までの準備
① 5つのケースの確認
② ロールプレイの練習をする
③ 自身の強みと弱みをつかんで向上に努める
④ 必要な知識やスキルを補完する
15 ロールプレイ練習のポイント
① ロールプレイと口頭試問をセットで練習する
② よい相談者役を相手に練習する
③ フィードバックやアドバイスとの付き合い方
④ 都市伝説との付き合い方

第6章 口頭試問
1 口頭試問の内容とポイント
(1)口頭試問の内容
(2)口頭試問対策のポイント
① 基本の型を押さえましょう
② 口頭試問の時間は10分。ですが…
③ 30分試験だと思って準備をしましょう
④ 口頭試問の見通しをもって面接を進めましょう
2 口頭試問の具体例
①「キャリアコンサルタントとしてできたところと、できなかったところは何ですか?」(基本的態度)
②「相談者との関係構築のために心掛けたことはなんですか?」 (関係構築)
③「相談者が相談したかった問題は何ですか?」 (問題把握力)
④「キャリアコンサルタントとして、あなたが考える相談者の問題は何ですか?」 (問題把握力)
⑤「この相談を今後どのように進めてきますか」 (具体的展開力)
3 口頭試問の演習
4 口頭試問で大切なこと