キャリコンシーオー オリジナル【1 級 実技(面接)試験 ロールプレイケース内容】1級キャリアコンサルティング技能士

2022.11.26

キャリコンシーオー オリジナル【1 級 実技(面接)試験 ロールプレイケース内容】

ケース1
事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴 2 年)
相 談 者:Aさん、女性(35歳)
相談者が相談したこと:3か月前に総務部の係長職に昇進したが、部下との関係がうまくいっていないと感じている。上司にも注意され、管理職としての自分の適性に自信を無くし、転職も含めて考え始めている。今後どうしたらいいか相談に来た。
キャリアコンサルタントが相談したいこと:自信を無くして落ち込むAさんの気持ちを受け止めることを第一として対応した。部下たちとの関係について丁寧に聴いたところ、Aさんも色々と話してくれたが、Aさんの落ち込んだ様子は終始変わらず面接は終了した。もっと積極的に助言などを行った方が良かったのか気になっており、指導を受けたい。

ケース2
事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴2年)
相 談 者:Bさん、男性(45歳)
相談者が相談したこと:約10年間勤めた会社を4カ月前に退社。現在は失業保険を受給しながら求職活動中であるが、今後の方向性に迷っている。これまでの経験を活かした仕事に就くか、新しい仕事にチャレンジするか、どのように決めていけばいいのかわからないため相談したい。
キャリアコンサルタントが相談したいこと:Bさんのキャリアや年齢などを考えると、これまでの経験を活かした方がよいと感じたが、新しい仕事へのチャレンジしようという気持ちも理解できた。しかし、未経験職種への就職となるため、職業訓練の受講を検討していただき、後日再度面談すると約束したものの、来訪はなかった。Bさんには、どのような支援が必要だったのか、指導を受けたい。

ケース3
事例相談者:キャリアコンサルタント(相談歴2年)
相 談 者:Cさん、女性(21歳)私立四年制大学経済学部3年生
相談時期:11月
相談者が相談したこと:特に仕事にはこだわりがないので、勤務地や就業時間などで条件の良い企業に勤められたらいいと思っていた。しかし、先日参加した就職セミナーで、内定を得るには仕事に関する自分の希望や志向を明確に持っていないといけないと聞いて、戸惑っている。今後就職活動をどのように進めるべきか、その方法を教えて欲しいと、相談に来た。
キャリアコンサルタントが相談したいこと:就職セミナーの話の通り、昨今の就活では、仕事についての具体的に希望や志向を持たないと内定にはつながらないことを伝えた。そこで、適性検査などで自分の適性や職業志向の傾向を見ること、併せて企業研究をしていくことで、希望する仕事の方向性を明確化していくことを提案したが、その後来談はない。支援の方法に問題があったのではないかと思い、指導を受けたい。