このたび、小学館『女性セブン』2026年8月20・27日合併号の資格特集に、キャリコンシーオーの津田裕子が取材協力いたしました。
今回の特集では、50代以降の女性が資格取得を通じて、これまでの経験をどのように仕事につなげていくかについて取り上げられています。
誌面では、キャリアコンサルタントの立場から、50代以降の資格取得の考え方や、人生経験を活かしたキャリア形成についてお話ししました。

掲載誌の詳細は、小学館公式サイトでもご確認いただけます。
小学館『女性セブン』2026年8月20・27日合併号 公式ページはこちら
※出版社様より、誌名・号数を明記したうえでの紹介許可をいただいております。表紙画像は使用しておりません。
50代からの資格取得は「遅い」のではなく、経験を活かすチャンス
50代以降に資格取得を考える方の中には、
「今から資格を取っても遅いのではないか」
「若い人の方が有利なのではないか」
と不安に感じる方もいらっしゃいます。
しかし、キャリア支援の現場では、50代以降だからこそ活かせる経験があります。
たとえば、これまでの仕事経験、子育て、介護、地域活動、人間関係、後輩育成などは、すべてその人ならではの大切な経験です。
資格は、そうした経験を社会に伝わりやすい形に整えるための手段でもあります。
単に「履歴書に書ける資格を増やす」というよりも、これまで積み重ねてきた経験に資格を掛け合わせることで、再就職やセカンドキャリアにつながりやすくなります。
50代からの資格取得で大切なこと
新しい資格だけで勝負するのではなく、これまでの仕事や人生経験と資格をどのように組み合わせるかを考えることが大切です。
資格選びで大切なのは「何を取りたいか」より「どう働きたいか」
資格を選ぶときに大切なのは、人気があるかどうかだけで判断しないことです。
もちろん、求人が多い分野や需要が高い資格を知ることは大切です。
しかし、それ以上に重要なのは、次のような視点です。
- これまでの経験とつながる資格か
- 自分が無理なく続けられる働き方につながるか
- 実際の求人や仕事の場面で活かせる資格か
- 学んだ内容を人や社会の役に立てられるか
たとえば、事務経験がある方であれば簿記やファイナンシャルプランナー、接客や営業経験がある方であれば宅地建物取引士や登録販売者、子育てや介護の経験がある方であれば保育・福祉・相談支援に関する資格など、これまでの経験とつながる資格を選ぶことで強みを発揮しやすくなります。
AI時代だからこそ、資格の活かし方も変わっている
近年は、AIやデジタル技術の進化によって、仕事のあり方も大きく変化しています。
たとえば、簿記や事務系の資格も、資格を持っているだけで評価される時代から、クラウド会計、Excel、AIなどのツールを使いこなしながら、実務に活かせる力が求められる時代になっています。
つまり、資格の価値がなくなるのではありません。
資格で得た専門知識に、デジタルツールを使いこなす力を掛け合わせることで、より仕事につながりやすくなる時代になっているといえます。
一方で、人の悩みに耳を傾ける仕事、相手の気持ちを受け止める仕事、人生や働き方の選択を一緒に考える仕事には、人と人との対話が重要になる場面があります。
キャリア相談、メンタルヘルス、福祉、教育、介護、保育など、人と深く関わる分野でも、専門知識と人に向き合う力の両方が求められます。
キャリアコンサルタントは、人生経験を活かしやすい国家資格
キャリアコンサルタントは、相談者の仕事や働き方、これからのキャリアについて支援する国家資格です。
若い方の就職支援だけでなく、転職支援、再就職支援、企業内のキャリア相談、女性のキャリア支援、ミドル・シニア世代のセカンドキャリア支援など、さまざまな場面で資格を活かすことができます。
キャリアコンサルタントの仕事では、知識だけでなく、人の話を丁寧に聴く力や、相手の立場に立って考える力が求められます。
そのため、50代以降の方がこれまで積み重ねてきた仕事経験、子育て、介護、人間関係、職場での後輩育成などの経験が、支援を考えるうえで活かされることがあります。
「これまでの経験を、誰かの支援に活かしたい」
「自分自身のキャリアを見つめ直しながら、人のキャリアも支援したい」
そのように考える方にとって、キャリアコンサルタントは選択肢の一つになる資格です。
資格を取ったあと、実際にどんな働き方ができる?
キャリアコンサルタントに興味を持ったとき、資格取得そのものと同じくらい気になるのが、
「資格を取ったあと、本当に仕事はあるの?」
「50代からでも資格を活かせる?」
「副業や独立という働き方もできる?」
ということではないでしょうか。
キャリアコンサルタント資格の活かし方は一つではありません。
企業の中で資格を活かす人もいれば、教育現場や就労支援の分野で活動する人、本業と両立しながら活動する人、独立して仕事をつくっている人もいます。
そして大切なのは、
「資格+これまでの経験」
という考え方です。
50代からキャリアコンサルタントを目指す場合も、それまでの職歴や人生経験をすべてリセットして、ゼロから始めるわけではありません。
これまでの経験とキャリアコンサルタント資格をどのように組み合わせるのかを考えることが、資格取得後の働き方を考えるうえで重要になります。
実際に活躍するキャリアコンサルタントの働き方を知りたい方へ
『キャリアコンサルタントの仕事と将来性がわかる本』では、実際に活動している6名のキャリアコンサルタントの仕事や働き方を紹介しています。
書籍では、
- 独立してキャリア相談の普及に取り組むキャリアコンサルタント
- これまでの経験を活かして転職支援を行うキャリアコンサルタント
- 独立して活動するキャリアコンサルタント
- 本業とキャリアコンサルタントの活動を両立するキャリアコンサルタント
- 企業内で資格を活かすキャリアコンサルタント
- 教育現場で資格を活かすキャリアコンサルタント
など、異なる分野で活動する6名の実例を紹介しています。
同じ資格を持っていても、働く場所や仕事のつくり方はさまざまです。
50代からキャリアコンサルタントを目指す方にとっても、
「これまでの経験と資格をどう組み合わせて仕事につなげるか」
を考える参考にしていただける内容です。
専門実践教育訓練給付金を活用できる資格は、費用面でも挑戦しやすい
資格取得を考える際には、費用面も大切なポイントです。
雇用保険に加入している方など一定の条件を満たす場合、国の制度である「専門実践教育訓練給付金」を活用できる講座があります。
専門実践教育訓練給付金は、条件を満たすことで、受講費用の最大80%が支給される場合があります。制度の利用には条件や上限がありますので、詳細はハローワーク等で確認する必要があります。
キャリコンシーオーの厚生労働省認定キャリアコンサルタント養成講習も、2026年12月開講分より専門実践教育訓練給付金の利用が可能となる予定です。
キャリアコンサルタント資格に関心がある方にとって、費用面の負担を抑えながら学びを始める方法の一つになります。
50代からの学び直しは、これからの働き方を考える時間でもある
資格取得は、単に試験に合格することだけが目的ではありません。
学ぶ過程で、自分がこれまでどのような経験をしてきたのか、これからどのように働きたいのか、どのように社会とつながっていきたいのかを見つめ直すことができます。
50代から資格取得を目指すことも、一つの選択肢です。
これまでの人生経験があるからこそ、学んだ内容と自分自身の経験を結びつけて考えられることもあります。
キャリコンシーオーでは、キャリアコンサルタントを目指す方に向けて、養成講習を開講しています。
これまでの経験を活かして、人のキャリアを支援する仕事に関心のある方は、キャリアコンサルタントという資格も選択肢の一つとして考えてみてください。
キャリアコンサルタント養成講習をご検討中の方へ
キャリコンシーオーでは、国家資格キャリアコンサルタントを目指す方向けの養成講習を開講しています。
2026年12月開講分より、専門実践教育訓練給付金の利用が可能となる予定です。条件を満たす方は、受講費用の最大80%が支給される場合があります。
キャリアコンサルタントの仕事・働き方について詳しく知りたい方へ
キャリアコンサルタント資格を取得したあとの仕事、副業、独立などについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
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キャリアコンサルタントは副業できる?資格を活かした働き方と始め方
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キャリアコンサルタントは仕事がない?資格取得後の仕事と働き方のリアル
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キャリアコンサルタント資格を取れば仕事はある?資格取得後の現実を解説
資格を取ることそのものをゴールにするのではなく、これまでの経験と資格をどのように組み合わせ、これからどのように働いていきたいのかを考えることが大切です。
50代からの資格取得や学び直しも、これからのキャリアを考えるきっかけの一つになります。