メルマガ読者さんからいただいた質問に回答します

2025.8.21

「質問の仕方ひとつ」で、相手が話しやすくなったり、逆に答えにくくなったりすることがあります。
今回のブログでは、メルマガ読者さんからいただいた実際の質問をもとに、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの違いを分かりやすく解説していきます。
傾聴スキルを磨くヒントとして、ぜひ参考にしてください。

 
 

 
 

01. はじめに

 
 
傾聴のスキルの中でも「質問するスキル」は、相手の思考や感情を引き出す大切な要素です。
今回はメルマガ読者の方から実際にいただいたご質問をもとに、クローズドクエスチョンオープンクエスチョンの違いを解説していきます。

 
 

02. 読者さんからのご質問

 
 
「仕事で困った時、誰に相談しますか?」
これはクローズドの質問と考えて大丈夫でしょうか?
そしてオープンに変換するなら、
「仕事で困ったときはどうしていますか?」
と考えたのですが合っていますか?

 
 

03. クローズドとオープンの違い

 
 
クローズドクエスチョンは「はい・いいえ」で答えるものだけではなく、
答えが限定的になる質問も含まれます。

例)
・「どこに住んでいますか?」 → 「東京です」
・「部下は何人いますか?」 → 「2人です」

今回の「仕事で困った時、誰に相談しますか?」も
答えが「上司」「同僚」「先輩」などに限定されるため、クローズドクエスチョンにあたります。

一方で、
オープンクエスチョンは答えが自由に広がり、
相手の考え方や状況をより深く引き出せます。

例)
「仕事で困ったときはどうしていますか?」
→ 「上司に相談します」「まず一人で調べます」「同僚に意見を聞きます」など多様な答えが出てきます。

 
 

04. 使い分けのポイント

 
 
クローズドクエスチョンは「事実を確認したいとき」に有効。
オープンクエスチョンは「相手の気持ちや考えを広く聴きたいとき」に有効。

傾聴の場面では、まずオープンで話を広げ、
必要に応じてクローズで整理・確認する、という流れが効果的です。

 
 

05. まとめ

 
 
• 「仕事で困った時、誰に相談しますか?」 → クローズドクエスチョン
• 「仕事で困ったときはどうしていますか?」 → オープンクエスチョン

このように質問の仕方を工夫するだけで、
相談者が気持ちよく話しやすくなります。
ぜひ日常のコミュニケーションやキャリア支援の場で活用してみてください。

 
 

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