第15回 学科試験模擬試験 問17 問題と解答解説

2022.12.16

問 17 相談者の個人的特性に合わせた相談支援の対応として相応しいものはどれか。

1、男女平等の観点から、女性特有の育休や産休の問題に対応することはキャリアコンサルタン
トとして適切ではない。
2、障害を持つ人には、障害状況等に応じた困難があるが、それを乗り越える事も本人の課題で
あるため、キャリアコンサルタントとして対応することは適切ではない。
3、ひきこもりだった相談者が相談に来た場合には、働く意欲が非常に高いと感じて、早急に求
人への応募を進めるべきである。
4、高齢者の支援において、通常のハローワークなどの求人情報以外にもシルバー人材センター
などの情報を提供することも有効である。

1、× 女性活躍推進法なども含め、女性のキャリア上、存在する問題に対応することもキャリアコンサルタントとして重要になっている。
2、× 障害者の支援では、障害の特性を理解し対応することが非常に重要であり、リハビリテーション・カウンセリングがキャリアコンサルタントには求められている。
3、× ひきこもりであった者は、相談に来たとしても来談経緯により意欲がさまざまである。その為、まずは傾聴を行い、必要な支援を相談者のペースに合わせて行う必要がある。
4、〇 他に各自治体が行う就労支援施設などもある。例:京都ジョブパーク、大阪市しごと情報フィールドなど。