第15回 学科試験模擬試験 問27 問題と解答解説

2023.1.18

問 27 キャリアコンサルティングに期待される効果に関して、適切なものはどれか。

1、キャリアコンサルティングはあくまで転職や就職に関する相談であるため、相談者が自分の
適性や能力などに気づき、成長することは難しく、失業率の改善には効果的である。
2、キャリアコンサルティングを行うことで、相談者自身があらかじめ思い描いていた通りの
キャリアアップや異動などの希望が叶えられる。
3、キャリアコンサルティングを受けることで社会や企業が求める仕事や役割を理解させる
ことができ、相談者が組織に積極的に適応し離職しなくなる。
4、相談者自身が自らキャリアプランを明確にし、そのために必要な知識などの習得や仕事を
選ぶなど、自身が希望するキャリアの道筋を実現しようと主体的に行動するようになる。

1、× キャリアコンサルティングを通じて、相談者が自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めることができる。
2、× キャリアコンサルティングはあくまでも相談者への気づきや成長などを促すものであり、組織内での異動や昇進または転職について思い描いた通りにいかせるものではない。
3、× キャリアコンサルティングを受けることで、社会や企業内にある仕事について理解することにより、相談者がその中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになる。相談者の意思を無視して社会や企業が求める役割を理解させるものではなく、離職を防ぐものでもない。
4、◯