第23回国家資格キャリアコンサルタント(JCDA)の合否結果分析

2023.8.21

第23回国家資格キャリアコンサルタント(JCDA)の合否結果分析

気になった点について
1,論述試験の点数
2,実務経験者の合格率
3,受験者数

1,論述試験の平均点の推移
第1回34.2
第2回36.0
第3回35.4
第4回36.0
第5回37.3
第6回36.0
第7回37.5
第8回36.8
第9回35.2
第10回34.9
第11回36.8
第12回35.6
第13回34.5
第14回33.3
第15回33.0※このあたりから変更があり、逐語記録の量が多くなりました。
第16回32.6
第17回31.1
第18回30.9
第19回32.7
第20回33.2
第21回32.6
第22回32.8
第23回32.4

第1回からの点数です。
前回とほぼ変わりないですね。30点から33点をウロウロしている様子があります。
実技試験は論述試験と面接試験両方90点以上で合格なので
合格のためには面接試験60点以上が視野に入ってきました。
もちろん、論述試験の点数を引き上げることが合格の肝ということに変わりはないです。

2,実務経験者の実技面接試験合格率
養成講習修了者と実務経験者の実技試験合格率についてかなりの差があります。
養成講習修了者 65%に対し、実務経験者は 43% 

キャリアコンサルタント受験資格として
・養成講習を修了していること
・実務経験(相談業務等3年以上)
どちらかで受験資格が得られます。
これらを踏まえるとやはりJCDAは養成講習修了者の方が実技の合格率が高く有利と言えそうです。

また、今回は学科試験の合格率が前回と比べると上がっています。
学科試験の合格率
第20回77.4%
第21回59.7%
第22回82.3%
第23回81.2%
今回も高いですね。
学科苦労された方は合格できたのではないでしょうか。

3,受験者数
第23回も2,000人台を割り込んでいます。
第15回くらいからだんだんと受験者数は減少しています。