キャリアコンサルタント養成講習|実技面接試験の講評と受講生の声

2025.8.30




キャリアコンサルタント養成講習|実技面接試験の講評と受講生の声

今回はキャリアコンサルタント養成講習の修了にかかわる習得度確認試験(実技面接試験)について、講師からの講評をお伝えします。
さらに、実際に受講され国家資格試験に合格された受講生の声も合わせてご紹介します。
これを読んで「私もキャリアコンサルタント養成講習に挑戦したい!」と思っていただければ幸いです。

 

 
 

01.キャリアコンサルタント養成講習 面接試験講評

 
 
このたびの面接試験では、受験者の皆さんが真摯にクライアントと向き合い、丁寧に関係構築を図ろうとする姿勢が強く伝わってきました。
以下に、試験担当講師からのフィードバックをもとに、今後の研鑽に資するポイントをまとめます。
なお、これは受験者全体の傾向として取りまとめたものです。

 
 

02.良かった点

 
 
高い傾聴姿勢と温かさ
・ 一人ひとりが「話をしっかり聴こう」とする真摯な姿勢が表れており、相談者に安心感を与えていました。
・ 柔らかく否定のない応答や表情、穏やかな雰囲気づくりが相談者の心を開く要因となっていました。
・ リモート環境でも「寄り添おうとする姿勢」が伝わり、「話しやすい」と感じられた点は非常に素晴らしい成果です。

関係構築の確かさ
・ CLが自身と向き合えるようになった背景には、CCの寄り添いと共感的理解がありました。
・ 「聴く」ことで相談者の内省が進み、変化が生まれたケースも多く見られました。

自己評価力の高さ
・ 口頭試問では、自分自身の成長や課題を客観的に見つめられており、支援者としての資質向上につながっていました。

 
 

03.さらに成長するためのヒント

 
 
時間配分と焦りへの対応:制限時間を意識しすぎて早口になったり、質問が矢継ぎ早になったりするケースもありました。落ち着いたテンポを意識しましょう。
感情へのアプローチ:「何があったか?」だけでなく「そのときどう感じたか?」といった感情に踏み込むことで、より深い気づきが生まれます。
質問のタイミングと意図:質問の効果は大きいですが、初期段階では慎重さが求められます。CLの心情を踏まえた投げかけを意識しましょう。
アドバイスの位置づけ:解決を急がず、相談者が自ら解決していけるよう支援する姿勢を大切に。必要に応じて不足情報を補う形で提供するのが理想です。

 
 

04.今後へのメッセージ

 
 
皆さんの持つ温かさと真摯さは、必ずクライアントの心に届きます。
それは技術以上に大切な資質であり、強みです。

相談者に必要なのは「話を聴いてもらえる安心感」と「自分の力で前に進める実感」。
これまで学んだ知識や演習を活かし、「あなたらしいキャリアコンサルタント像」を築いてください。

講師・事務局一同、これからの皆さんを心から応援しています。

 
 

05.受講生の声

 
 
ここで、実際に弊社のキャリアコンサルタント養成講習を修了し、国家試験に合格された方々の声をご紹介します。

学科・実技ともに合格
「キャリアコンサルタント試験、おかげさまで無事学科・実技両方合格できました。皆様のサポートのおかげです。本当にありがとうございました。」

 

第29回試験|長期支援への感謝
「面接試験が上手くいかない感覚があり不安でしたが、それでも合格できました。長期に渡るサポートに心から感謝しています。」

 

受講仲間と講師への感謝
「学科・実技ともに合格しました。先生方と一緒に勉強できた仲間のおかげです。今後も研鑽を積んでいきたいです。」

 

これらの声からもわかるように、講師のサポートと仲間との学び合いが合格への大きな力になっています。

 
 

06.まとめ|あなたも一歩を踏み出しませんか?

 
 
今回の面接試験の講評と受講生の声を通して、弊社のキャリアコンサルタント養成講習が「知識+実践力+人に寄り添う力」を育む場であることがおわかりいただけたかと思います。

試験はゴールではなく通過点。その先には、相談者の人生を支えるキャリアコンサルタントとしての実践が待っています。
あなたもぜひ、ここから第一歩を踏み出してみませんか?