48歳女性のキャリア分岐|本社昇進か家業継承かをどう支援するか【ロールプレイ解説】

2026.2.15

48歳女性のキャリア分岐|本社昇進か家業継承かをどう支援するか【ロールプレイ解説】

1.はじめに|人生後半のキャリア分岐をどう扱うか

キャリアコンサルタントの仕事は、転職支援だけではありません。

人生の大きな分岐点に立ったとき、

  • どちらを選ぶべきか
  • 何を優先するのか
  • 自分にとって大切な価値は何か

を整理する支援を行います。

今回の事例は、48歳女性の「昇進か家業継承か」という葛藤を扱います。

2.ケース概要|48歳・旅行会社勤務10年目の葛藤

清水 真紀(48歳)

  • 家族:長女(24歳)と同居
  • 短期大学(英文学科)卒業
  • ホテル勤務10年 → 結婚・出産で退職
  • 現在は旅行会社勤務10年目、商品企画担当

相談内容

支店の商品企画部門での実績が認められ、本社から人材育成に関わる仕事の打診を受けた。
娘も社会人になり、これからは仕事に邁進しようと考えていた。

しかし、実家の旅館を継いでいる弟から「経営を手伝ってほしい」と頼まれる。

昇進か、家業継承か。
どちらを選ぶべきか迷っている。

3.このケースの難しさ|昇進と家族責任の板挟み

このケースの難しさは、「正解」が存在しないことです。

  • キャリアアップの機会
  • 家族からの期待
  • 年齢的な転機
  • これまでの経験の活かし方

どちらを選んでも失うものがあります。

だからこそ、キャリアコンサルタントは「どちらが正しいか」を決めるのではなく、
価値観の整理を支援します。

4.支援のポイント|価値観と役割の整理

このようなケースでは、次の整理が重要です。

  • 仕事で得たいものは何か
  • 家族との関係性をどう位置づけるか
  • 今後10年の人生をどう描くか
  • 責任とやりがいのバランス

昇進か家業継承かという二択ではなく、
「自分は何を大切にしたいのか」という軸を明確にすることが支援の核心です。

5.キャリアコンサルタントの仕事とは何か

キャリアコンサルタントは、相談者の人生を代わりに決める仕事ではありません。

感情を整理し、
背景を丁寧に確認し、
相談者自身が納得できる意思決定に近づけるよう伴走します。

このケースは、キャリアコンサルタントの仕事の本質をよく表しています。

6.ロールプレイ動画

実際のロールプレイはこちらからご覧いただけます。

7.未経験から目指す方へ

未経験から国家資格キャリアコンサルタントを目指す方へ。

養成講習では、このようなケースを通して、

  • 支援の進め方
  • 価値観整理の方法
  • ロールプレイ実践
  • 試験対応力の養成

を段階的に学びます。

▶ 養成講習の詳細はこちら
(養成講習LPのURLを挿入してください)

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