30歳管理栄養士のキャリア分岐|安定か挑戦か…やりたい仕事に戻れるのか【ロールプレイ解説】

2026.2.18

30歳管理栄養士のキャリア分岐|安定か挑戦か…やりたい仕事に戻れるのか【ロールプレイ解説】

1.はじめに|「やりたかった仕事」が心に残り続けるとき

社会人として数年が経つと、
「このままでいいのだろうか」という感覚が芽生えることがあります。

特に、もともと目指していた仕事があった場合、
その思いは完全には消えません。

今回は、30歳・管理栄養士の女性の事例を通して、
安定と挑戦のあいだで揺れるキャリアを
どのように整理していくのかを解説します。

2.ケース概要|30歳・管理栄養士

秋田さん(30歳・女性・一人暮らし)

  • 大学で栄養学を学び、管理栄養士資格を取得
  • 希望していた開発職には就けず
  • 現在は食品メーカーで事務職として7年間勤務
  • 職場の人間関係は良好

学生時代にはスイーツ開発コンテストで入賞経験もあり、
開発職への思いが今も心に残っています。

しかし、
資格を活かす仕事から長く離れていることへの不安。

さらに、
1〜2年以内に結婚を考えているパートナーの存在。

「安定を選ぶのか」
「今から挑戦するのか」

人生の分岐に立っています。

3.このケースの難しさ|安定と挑戦のあいだ

この事例の難しさは、
単なる転職相談ではない点にあります。

・資格を活かせていないという感覚
・過去の成功体験への未練
・年齢的な焦り
・結婚というライフイベント

複数の要素が絡み合っています。

キャリアコンサルタントは、
すぐに「転職する/しない」の結論に導くのではなく、
思考を整理するプロセスを大切にします。

4.ロールプレイ動画

実際のロールプレイはこちらです。

5.支援のポイント|整理すべき3つの視点

① 本当に失っているものは何か

「やりたい仕事に就けていない」という感覚の奥に、
どんな価値観があるのかを確認します。

② 挑戦の現実性をどう見るか

今からでも可能なのか。
段階的な方法はないのか。
白黒ではなく、グラデーションで考えます。

③ 人生全体の時間軸

結婚・生活・収入。
今だけでなく、数年単位で見たときの選択を整理します。

6.まとめ|“正解探し”ではなく“納得形成”

キャリアコンサルティングは、
正解を提示する仕事ではありません。

相談者が自分の人生に納得できる選択を
見つけるプロセスを支援する仕事です。

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