キャリアコンサルタント試験のときに役立つ効果的な質問とは?

2021.7.29

 
 

 
 

1. 効果的な質問について考える

 
 
「効果的な質問をするとよい」

キャリアコンサルタントの勉強をしている方は

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

では効果的な質問とは何でしょうか。

ひとことであらわすと

「相談者に何かに気づいてもらえるような質問」

このようなことではないでしょうか。

にもかかわらず多くの方はロープレの最後の方で

答えを言ってしまうことがほとんどです。

 
 

 
 

2. 相談者に気づいてもらえるような「かかわり方」をするため

 
 
ではなぜ答えを言ってしまうのでしょうか。

人は自分のことはよくわからないのですが、他人のことはよくわかり、見えます。

そのため話を聞いていると

「もっとこうしたらいいのに」、「こう言ってみたら?」

よくアドバイスしてしまいがちです。

これは日常会話などではよくある傾向と感じます。

しかし、キャリアコンサルタントとしての対応としてあまりよくない傾向ですね。

 
 

 
 

3. 答えを言っても相談者はピンとこない

 
 
ひとつは答えを言っても相談者にはほとんど響かないことが多いです。

次に相談者にはなるべく「何かに気づいてもらう」ことが重要です。

われわれキャリアコンサルタントとしての使命と言っても過言ではないと感じます。

そのためどのように気づいてもらえるような質問をしてみるかを考えることが重要です。

 
 

 
 

4. 日常生活で練習してみよう

 
 
日常生活に取り入れてみよう。

具体的には次のような例です。

・朝、お弁当をカバンに入れ忘れている家族にどのように伝えるか

「お弁当忘れてるよ」これは答えですね。

ではお弁当を忘れていることに気づいてもらうために

どんな質問をしてみましょうか。考えてみてください。

例) ねえ、カバン軽くない?

このようなことを言ってみるとどうでしょう。

言われた方は「ん?何か忘れてる?あ、お弁当!」

となりお弁当を入れ忘れていることに気づいてくれます。

簡単に言えばこのようなことを日常的に会話に取り入れてみてください。
 
 

 
 

 
 

5. まとめ

 
 
効果的な質問はすぐに出てくることはなかなかありません。

なので日常的に練習してみてコツをつかんでくださいね。