クライエントになかなか共感できない方へ

2021.7.20

 
 

 
 

1. 自分がなぜ共感できないのか

 
 
「共感できていない」

養成講習や仲間同士でのロープレ練習のときに

よく考えこんでしまうのではないでしょうか。

よくあるのはクライエントが

感情の言葉や特徴的な表現の言葉を発しているのに

寄り添うことなくスルーしてしまう場合などです。

 
 

 
 

2. じっくりと考えてみる。

 
 
「自分がクライエントになぜ共感できないのか」

こちらをまずはじっくりと考えてみてください。

いろいろな理由があると思います。
 
 
・早く解決したい
・そんなことどうでもいい
・共感が苦手

 
 
ある程度明確にしてみましょう。

 
 

 
 

3. 共感とはどのようなことをするのことか洗い出してみる。

 
 
「共感とは何をすることなのか」

を洗い出してみましょう。

自身で紙に丁寧に書きだしてみてください。
 
 
・クライエントに寄り添う
・クライエントの言葉を記憶する
・クライエントが発したことばを繰り返す

 
 
自身が理解している「共感」について深く考えてみてください。

次に逆のことを考えてみます。

自身がクライエントになった際

「共感してもらえていないと思うキャリアコンサルタントの応答」

を書きだしてみてください。

なるべくたくさん出してみてくださいね。
 
 

 
 

4. 自分自身が「共感してもらえていない」と思うことは

 
 
「共感してもらえていないと思うキャリアコンサルタントの応答」

が出たらそれと逆のことを考えて応答すると

共感に近づいていくのではないでしょうか。

 
 

 
 

5. まとめ

 
 
共感が苦手な人も多くいると思います。

共感について少し立ち止まってみて

考えてみて、日常的に練習してみてコツをつかんでくださいね。