第13回国家資格キャリアコンサルタント論述試験 解答例 (協議会)

2019.12.20

「ロープレ直前対策コース」

第13回国家資格キャリアコンサルタント論述試験 解答例
キャリアコンサルティング協議会

設問1
正社員の登用制度があるのは知っていて、言われたときはびっくりした。私の働きぶりを評価してくれたのは嬉しいという思いはあるけど今まで考えてなかったんですね。正社員の打診があったときどう思われましたか?

設問2
相談者は正社員になったらもっとストレスが溜まる、という認知の歪みが見受けられるため仕事理解不足が感じられる。働きぶりの評価を嬉しいと思う反面私には無理と自己効力感の低下がある。家庭と両立しながら長く働ける職場で働きたいと考えているが正社員とそうでない場合とどちらの方が長く働けるか等、情報不足が感じられる。そして、この話を断ったら上司との関係が悪くなるという思い込みとコミュニケーション不足があるように感じられる。

設問3
(1)
①正社員と契約社員の違い
②家庭と両立しながら長く働ける職場
(2)①
1、引き続き相談者の悩みに寄り添い傾聴しラポール形成を行いながら働きぶりが評価されるなど取り組んできた相談者に対し、コンプリメントする。2、仕事理解を深めるために正社員とそうでない派遣社員や有期雇用などについて会社から求められる内容や違いについて詳しく知り、その上で女性の活躍、両立支援総合サイト等の案内をして相談者が自身で自律的に今後のことを考えることができるようサポートする。また自己効力感を上げるため相談者に説明、同意を得てからジョブ・カードを使ってこれまでのキャリアの棚卸を行い自身の能力について一緒に再確認を行う。他に上司とのコミュニケーションを深め会社が相談者に具体的に何を求めているのかを知れるように支援していく。